山形俊男名誉教授が第62回藤原賞を受賞

山形俊男名誉教授が、公益財団法人藤原科学財団の第62回藤原賞を受賞されました。

藤原賞は、日本の製紙王といわれた藤原銀次郎氏の寄附を基金として創設された藤原科学財団が、日本の科学技術の発展に卓越した貢献をした科学者に対して授与するものです。第1回の1960年以来、ノーベル賞、フィールズ賞受賞者などを含む卓抜した成果を出された研究者が受賞されています。山形名誉教授は、大気海洋システムに内在する気候変動現象の発生・維持メカニズムの解明、その理解のもとでの気候変動現象の予測可能性と予測精度向上の研究、さらに予測結果の社会経済活動への応用利用に関する研究と、多岐に渡る視座から気候変動研究に取り組んで来られました。基礎研究を土台として長期に渡り総合的に展開されてきた研究活動と成果が評価され、この度第62回藤原賞を受賞されることとなりました。

ここに山形名誉教授の受賞を心よりお祝い致します。

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