地球惑星科学専攻の教育組織図
本専攻は、我が国における地球惑星科学の研究教育の中核をなすべく、大気海洋科学、宇宙惑星科学、地球惑星システム科学、固体地球科学および地球生命圏科学の5つの基幹講座が有機的に連携し、さらに数多くの学内組織および研究機関と密接に協力を行っています。
- 基幹講座
- 協力講座
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観測固体地球科学講座(地震研究所)
先端海洋科学講座(大気海洋研究所)
気候システム科学講座(大気海洋研究所)
地球大気環境科学講座(先端科学技術研究センター) - 連携講座
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学際理学講座(宇宙科学研究所/JAXA)
学際理学講座(物質構造科学研究所/KEK)
進化多様性科学講座(筑波研究施設/国立科学博物館)
観測宇宙惑星科学講座(国立天文台) - 関連する専攻・研究科・施設[学内]
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理学系研究科附属地殻化学実験施設
新領域創成科学研究科
総合文化研究科
工学系研究科
情報学環総合防災情報研究センター
空間情報科学研究センター
総合研究博物館 - 関連する研究機関[学外]
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海洋研究開発機構(JAMSTEC)
神戸大学 大学院理学研究科
国立極地研究所
東京工業大学 地球生命研究所
物質・材料研究機構(NIMS)
大気海洋科学講座
大気や海洋の中の地球規模の流れや複雑な乱れはどのように生じるのか、その変動を正確に予測するには何が必要なのか。
大気と海洋の科学は、集中豪雨や干ばつなどの異常気象の原因となる気候変動、温暖化に代表される気候変化、オゾンクライシスといった重大な環境問題に適切に対処するための基礎であり、その社会的使命はますます重要になっています。
宇宙惑星科学講座
地球をとりまく宇宙空間、太陽系内外の惑星、宇宙プラズマなどを研究の対象としています。
隕石をはじめとする宇宙起源の物質の精密分析、探査機での物理量直接観測、惑星の高額遠隔観測、さらには、理論解析・コンピュータシミュレーションや室内物理実験まで、さまざまな角度から研究を行っています。
特に、地球磁気圏・惑星探査や太陽大気観測ではJAXAと協力しながら、観測データ解析や装置開発などの研究・教育を推し進めています。
地球惑星システム科学講座
太陽系内空間、地球や惑星における電磁気圏、大気圏、水圏、生物圏、固体圏などの領域は、様々なフィードバックを通じて互いに影響を及ぼし合いながら、数秒から数億年という幅広い時間スケールで変化・進化を続けています。
地球惑星システム科学では、多様な分野の知見を統合し、惑星系とその表層環境の形成・維持、そこに育まれる生命の進化について、総合的・俯瞰的に理解することを目指します。
固体地球科学講座
地球はどのように誕生し、進化してきたのでしょうか?現在の地球はどのような物質で構成され、どのような構造を持ち、どのような運動をしているのでしょうか?
大陸の移動や、時に甚大な被害をもたらす地震や火山の活動、方位磁針を北に向ける地球磁場の存在、これらは生きている地球の一側面です。これらの課題を様々な時間・空間スケールで研究解明していくのが固体地球科学です。
地球生命圏科学講座
生命活動が営まれる地球の表層や地下では、岩石圏・水圏・気圏の間での様々な相互作用が起きています。
この地球生命圏と呼ぶべき環境における、長い時間軸を通じた生命の誕生・進化、そこに特徴的な物質の循環や形成条件などを解き明かしています。