宇野 正起 准教授が2026年度日本地質学会小藤文次郎賞を受賞

宇野 正起 准教授が日本地質学会第133年学術大会(2026年9月13日〜15日)にて、2026年度日本地質学会小藤文次郎賞を受賞しました。
同賞は、「過去5年間に重要な発見または独創的な発想を含む論文を発表した会員」を表彰するものです。
宇野准教授らは、地質学的観察と高温高圧下での反応実験を組み合わせ、岩石の水和・炭酸塩化反応に伴う体積膨張が岩石内部に割れ目を形成し、流体の流れを大きく変化させる過程を実験的に明らかにしました。
特に、反応速度と流体供給速度の競合によって、空隙の閉塞と反応誘発破壊という対照的な現象が生じることを示し、水-岩石反応の進行を支配する新たな一般則を提示しました。
本成果は、海洋マントルの蛇紋岩化や沈み込み帯における水・二酸化炭素循環の理解に加え、CO₂鉱物固定などの応用にも重要な示唆を与えるものです。
対象論文:
Uno, M., Koyanagawa, K., Kasahara, H., Okamoto, A., Tsuchiya, N., 2022. Volatile-consuming reactions fracture rocks and self-accelerate fluid flow in the lithosphere. Proceedings of the National Academy of Sciences, 119, e2110776118.
詳細は以下をご覧ください。
日本地質学会2026年度各賞受賞者:https://geosociety.jp/overview/award/jushosha/jusho_2026/#h2-5
各賞選考規則:https://geosociety.jp/overview/regulation/






