よくあるご質問(FAQ)【修士・博士課程入試】

修士・博士課程入試に関する、よくあるご質問を掲載しています。

【修士】・・・修士課程入試のみに該当するご質問と回答です。

院試日程、ガイダンス、実施について

院試日程について知りたいです

大学院入学案内ページにて公開しています。なお、具体的な日付が記載されていない箇所は未公開の部分となりますので、個別の問い合わせにも応じられません。ご了承ください。

院試ガイダンスはありますか?

例年、プレガイダンスと本ガイダンスを実施しています。
プレガイダンスは3月中旬頃(本郷キャンパス)と5月(JpGU学会)にて、本ガイダンスは6月初旬頃(本郷キャンパス)にて実施予定です。
プレガイダンスでは本専攻の教育体制や院試についての概要に触れることができます。本ガイダンス時はより詳細な内容や、グループごとの個別ガイダンスを設けております。
各年度のガイダンス日程や実施方法(対面/ハイブリッド/オンラインのみなど)は大学院入学案内ページにて随時公開しています。

Zoomなどを利用した実施はありますか?

口述試験に関しては、遠隔地の受験生も受験しやすいように、今後もオンライン(Zoom)で実施していく予定です。
各年度の実施については大学院入学案内ページよりご確認ください。

併願は可能ですか?

理学系研究科の他専攻との併願はできませんが、他研究科との併願は可能です。詳しくは募集要項の注意事項をご確認ください。

院試内容について

過去の試験問題を閲覧することはできますか?

こちらのページにて過去5年分を公開しています。

2022年度実施の入学試験より筆記試験(専門科目)の形式が変更となったのは何故ですか?

地球惑星科学分野以外を中心に勉強してきた学生をより広く受け入れるため、専門試験は、各科目とも、主に学部前期課程レベルの基礎的な内容から出題されることになりました。具体的な出題範囲についてはこちらをご覧ください。

【修士】小論文について、「大気海洋ならXという分野に興味がある。固体地球ならYという分野に興味がある」というように、複数のグループに言及することは可能でしょうか?

小論文答案用紙に記載されている問題文および注意事項に従ってください。

研究グループ、指導教員、研究室の決定について

5つの研究グループとは何ですか?

専攻で行っている研究を、大気海洋科学、宇宙惑星科学、地球惑星システム科学、固体地球科学、地球生命圏科学、の5つのグループに分類したものです。
それぞれのグループでどのような研究を行っているかは、分野紹介のページでご確認下さい。

研究所所属教員が属している研究グループが1つでないのはなぜですか?

研究所はそれぞれの目的のために作られています。そのため、専攻の分類と必ずしも一致しません。
例えば、大気海洋研究所では、大気海洋科学グループに属する教員のほかに、海洋底固体物理のように固体地球科学グループに属す教員、海洋地質を研究していて地球生命圏科学グループに属す教員、さらには海洋地球化学では地球惑星システム科学グループに所属する教員がいます。
地震研究所でも、固体地球科学グループ、地球惑星システム科学グループに所属する教員がいます。また、地震研究所や宇宙科学研究所(JAXA)には工学分野の研究者、大気海洋研究所には生物学の研究者もいます。
異なる分野の人たちと接することができるのも魅力です。

【修士】大学院受験の前に指導教員(研究室)を決める必要はあるのでしょうか?

ありません。合格後に教員と面接して絞りこむことができます。しかし、院試の段階で、少なくとも研究グループを選ぶ必要はあります。
自分がどんな分野に興味をもっているかはよく考えて、できれば、その分野について、少なくとも本を何冊か読んで勉強されることをおすすめします。各種webや講演会なども情報源になるでしょう。

【修士】出願時に研究グループが決まるのでしょうか? 興味を持っている分野の教員が異なるグループにいる場合はどうなりますか?

出願後の調査で口述試験の希望研究グループを申請してもらうことになっています。複数のグループの希望を書くことも可能です。(原則的に2つのグループまでですが、理由を付して、3つのグループを希望することも可能)

口述試験は研究グループごとに行われます。
口述試験対象者には、小論文の内容と受験者の希望とを検討して、口述試験を受けるグループを決定・指示することになっており、2つ以上のグループの口述試験を受ける受験者もいます。この場合、合格発表でも複数のグループから合格を受けることがあります。

その後、合格した研究グループに所属する教員と個別に面談し、最終的なグループと指導教員を決定することになります。この絞り込みには、約2ヶ月の時間をかけることができます。

【修士】合格後の教員(研究室)面談はどのように行われますか?

まず、合格した研究グループそれぞれの進路アドバイザーにコンタクトを取り、研究室訪問に関する指示を受けてください。その上で、ご自身で各教員にアポイントを取り、研究室訪問を行っていただきます。

【修士】研究室について、第三希望まで記載するのは何故ですか?

各研究室の定員は2名です。

各研究室への配属は、その研究室を第一希望としている方が優先されますが、定員を上回り、第一希望の研究室に配属されなかった方は、第二希望の研究室に回ることになります。
このとき、第二希望の研究室がすでに定員に達していた場合、第三希望の研究室に配属されます。

第三希望でも配属先が決まらない場合は、進路アドバイザーのサポートを受けて、別の研究室を探すことになりますが、例年、9割以上(*)の合格者が第一希望の研究室に配属されています。

*第一希望研究室への配属:96%(2019年度入試)、92%(2020年度入試)、90%(2021年度入試)、93%(2022年度入試)

院生が多い研究室と少ない研究室がありますが、多い研究室の方が良いのでしょうか?

院生の人数は分野の先端性や活動度とは関係ありません。分野によっては、複数の教員でセミナーを行うことで、個々の研究室の院生が少なくとも、充実した教育を行っているところが多数あります。
まずは、自分がどの分野を行いたいか、どの道を進みたいかを、自身でよく考えて選んで欲しいと思います。教員と直接話をしてみることもおすすめしています。

大学院受験の前に、地球惑星科学専攻の教員に会って、話を聴いても構わないのでしょうか?

構いません。意欲ある学生は歓迎します。受験を迷っている場合でも、役に立つことは多いでしょう。メンバーページにメールアドレス等が記載されていますので、各自でアポイントを取ってください。

なお、博士課程出願者は事前に必ず、指導希望の教員と連絡をとり、承諾を得てから出願してください。