他大学・他学部からの受験に関する、よくあるご質問、過去にあったご質問を掲載しています。
- 他大学・他分野から受ける場合、受験や入学後に不利になりませんか?
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受験には不利になりません。一方、分野が異なる場合、入学後に勉強しなくてはいけない科目が増えることがあります。
工学部や農学部、教育系の学部から進学する学生はよくいます。過去には文科系の学部から入学した学生もいました。地球惑星科学では、物理学や化学、生物学など多様なアプローチを用いた研究が行われていますので、 他分野で学んだ知識が、強みになっている学生も多くいます。 - 地球惑星科学以外の分野で勉強をしているのですが、大学院は受験できますか? また受験前に地球惑星科学の勉強をしなければならないでしょうか?
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地球惑星科学では、物理学や化学、生物学など多様なアプローチを用いた研究が行われていますので、これまでの専門を生かした研究を行うことが可能です。さまざまな知識や考え方を持った他分野出身の受験生を歓迎します。
大学院の受験科目は、英語が必須で、数学、物理学、化学、生物学、地球科学の計5科目から計2科目を選択できますので不利にはならないと思います。
ただし、指導教員が特定の受験科目を要望している場合がありますので、その教員に指導教員になって欲しい場合は注意して下さい。グループごとの教員リストおよび受験要望科目はこちらをご確認下さい。
- 他分野から受験して大学院に入学した後に、地球惑星科学の基礎的な事項を学ぶことはできるでしょうか?
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可能です。学部で数学などを十分勉強していなかった学生のために、数学など基礎科目の講義も行っています。
また、理学部の地球科学関係の基礎的な講義を大学院共通科目としています。さらに、学部の講義を大学院の単位として認定することも可能です。 - 英語が苦手なのですが・・・
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理系の研究者に限らずですが、はじめから「英語が得意です!」という人は少ないのではないでしょうか? 誰しも皆、苦労して身につけてきたわけです。
多くの学生が、まず、英語の論文を苦労して読むことから研究生活がはじまります。でも、時間をかけて勉強していけば、かならず乗り越えることができます。
英会話は人により得手不得手が大きいところですが、本専攻では演習教育のひとつとして、博士課程1年生を対象にnative speakerの講師陣による「科学英語演習」を開講しており、多くの大学院生が英語でのコミュニケーション能力の向上に取り組んでいます。
理学系共通科目にて、さらに発展的な内容(ライティングやプレゼンテーションのスキルアップを目指した授業)を受講することも可能です。実際に海外の学会に出ていき「経験」を積んで行くことも必要でしょう。本専攻ではそのようなチャンスが十分にあると思います。また、研究室内でも海外からの留学生や研究者と触れ合うチャンスは多いです。
- 将来、自分の職業にするほどの自信はありません。また、今のところ、将来的には別の分野で働きたいと思っています。このような場合でも、地球惑星科学専攻の大学院は受け入れてくれるでしょうか?
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意欲の有る学生はどんな分野からの入学も歓迎します。必ずしも研究者を目指す人でなくても大丈夫です。
しかし、大学院の生活は決して甘いものではありません。片手間でなく、しっかりと授業、演習を取り、修士論文の研究を行う必要があります。
修士論文という大きな仕事を成し遂げることは、将来どの方向に進んだとしても役に立つでしょう。