学科概要

学部専門課程

学部専門課程では、地球惑星物理学科と地球惑星環境学科が連携して、主に基礎的な概念と手法の修得を中心とした教育を行います。

地球惑星物理学科

現象の物理的理解に重きをおいた教育・研究

物理が好きで、地球や惑星で生じる様々な自然現象に興味を持っている学生に特にお勧めの学科です。
地球物理学科では、名前が示す通り、「物理学」を基本に、現象の物理的理解に重きをおいた教育を行っており、2年生から3年生にかけては、物理学科が開講している講義も多く履修します。

数値シミュレーションやデータ解析が学べる計算機演習

本学科では、東大内でもトップクラスの充実した計算機演習を開講しています。
若手の教員と大学院生のTAが親身になって指導するため、経験のない学生でも計算機演習を通してそのスキルを身に付けることができます。

充実した室内実験と観測実習

地球惑星物理学科では、実際に地球や惑星を観測したり、実験分析したりすることも重要です。このため、実習や講義を通して、地球物理観測・計測に必要な基礎知識、測定方法、測定原理、解析方法について学習する観測実習が開講されています。
また、基礎的な実験技術の修得のための地球惑星物理学実験/地球惑星化学実験も開講されています。

地球惑星環境学科

長い時間軸に沿った地球惑星科学的現象の理解

地球惑星環境学科では、地球惑星とその環境、生命の進化のパターンやプロセスについて、数億年という長い時間軸に沿って理解することを目指します。
地質学的記録を元にした過去の現象の復元、現場観測による現在進行形で起きている現象の解析、さらには近未来の予測まで、地球惑星現象を幅広く俯瞰的に研究します。

さまざまな科学分野にまたがる教育・研究

上記のように地球惑星環境学科の研究・教育の対象は多岐にわたります。そのため、対象に応じて、地質学をはじめ、物理学、化学、生物学という自然科学のあらゆる分野の理論や実験技術を臨機応変に使うことが重要になります。
これらの基礎知識を学び、それを道具として複雑な地球惑星現象を解明する方法を授業や実習を通して学んでいきます。

充実したフィールドワークと実習・演習

地球惑星環境学科では、自ら現場に赴いて観察や観測を行い、現象を肌で感じながら標本やデータを取得する、実証的な研究手法を教育の柱としています。地質図作成などを学ぶ野外調査、地層中の構造や地形などを観察する野外巡検、取得した標本の物理・化学分析の実習、計算機によるデータ解析の演習などを通して、地球惑星科学現象の実証的な研究に必要な技術を幅広く習得することができます。

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