野外安全体制と手続き

野外活動は屋内とは異なる様々な危険があり、安全衛生管理・事故防止に万全を期す必要があります。
本学では、「東京大学の野外における教育研究活動に関する安全衛生規程」が定められており、活動前の届出、活動中の安全衛生管理が義務付けられています。
野外活動における対応について、詳しくは「野外活動における安全衛生管理・事故防止指針」を参照ください。

「東京大学の野外における教育研究活動に関する安全衛生規程」「野外活動における安全衛生管理・事故防止指針」は環境安全管理室のWebサイト内「野外活動(学内限定)」の「3.規程・ガイドブック」から参照できます。

教職員は野外安全体制と手続き(教職員)(学内限定)もご参照ください。

野外安全体制と手続き(学生・PD・研究員対象)

野外の定義

野外活動における「野外」(届出の必要のあるもの)は以下の条件を満たすものが該当します。

本学の敷地外であること

演習林・実習所・観測所などの本学の敷地内は屋外であっても該当しません。
※集落や都市での調査も「野外」に該当します。

他機関(他大学・研究機関)の管理区域外であること

国立天文台の観測所など、他機関が明確な管理区域として管理している敷地内は該当しません。

安全衛生管理計画書

野外活動を実施るす前に、野外活動を主宰する教職員(指導教員や授業担当教員)が「安全衛生管理計画書」を作成、提出する必要があります。
これは教職員が参加せず、学生・研究員のみで野外活動に出かける場合も同様で、必ず指導教員に安全衛生管理計画書作成を依頼し、所属の安全衛生担当に提出してもらってください。

※2023.6.26より「野外調査届」の提出は不要となりました。

海外へ野外調査に出かける場合

海外に野外調査に出かける場合には、授業かそれ以外かに関わらず、必ず出発前に「学術調査等のための海外渡航申請書・届(大学院生)」、「学術調査等のための海外旅行届(学部生)」を、帰国時には「帰国届」を理学系研究科・理学部学務課に提出することになっています。
詳しくは「海外渡航の手続き」を参照ください(大学院生と学部生で手続きが異なります)。

緊急連絡先

事故など緊急の場合には、指導教員または専攻長に「いつ」「どこで」「誰が」「どのような状況にあるか」を連絡してください。
その後、報告を受けた指導教員、専攻長は「緊急連絡網」に従い、関係者に報告することになっています。
また、緊急連絡先の把握のため、UTASに登録している連絡先は常に最新の状態にしておいてください。

保険加入について

学生・学振PDは全員「学生教育研究災害傷害保険(学研災)」に、常勤の研究員は労災保険に加入していますが、調査の目的や危険度に合わせて追加の保険に加入してください。
詳しくは「保険加入について」を参照ください。


専攻長: 杉田 精司
地球惑星物理学科長: 杉田 精司
地球惑星環境学科長: 田近 英一
専攻教務委員長: 升本 順夫
地球惑星物理学科・地球惑星環境学科教務委員長: 後藤 和久
安全管理委員長(野外安全担当兼務): 狩野 彰宏

[更新:2023/10/18]