5つの研究グループ

地球惑星科学専攻では、5つの研究グループにわかれて研究・教育を行っています。
ここでは、それぞれのグループの研究分野について紹介します。

学生の声

東京大学での研究環境とその魅力
吉住 亮人(地球生命圏科学講座・修士2年)

 

 皆さん,こんにちは.東京大学地球惑星科学専攻の地球生命圏科学講座に所属している吉住亮人と申します.学部は他大学に所属しておりました.修士課程から東京大学で研究をしております.ですので,学内,学外問わず両方の方々に東京大学で学ぶことの魅力についてお伝えできれば幸いです.

 

 早速ですが,「海底熱水鉱床」をご存知でしょうか?

 海底から「熱水」が噴出することに伴い,それに溶存していた金属が硫化物として沈殿することでできる鉱床です.鉱床として注目される他に,太陽光に依存しない特異な生態系が存在し,さらには地球生命が誕生した場であるという説まであります.そして,海の物質については河川と同程度の影響を与えているとも言われています.海底熱水活動というキーワードからさまざまな話が繋がっていくことに興味を持ち,その一つの側面である海底熱水鉱床に関心を持っておりました.

 進路について考える中で,若手を中心とするシンポジウムに参加した際,講師として参加していた指導教官である浦辺徹郎教授(現在は鈴木庸平准教授のもとで研究しております.)を知りました.浦辺先生が「海底下の大河」という研究プロジェクトの代表として熱水活動を多角的に研究していることに引かれて東京大学で研究したいと思いました.皆さんも少しでも興味を持った研究を行っている先生や研究室を積極的にメールでアポイントメントをとり,訪問してみて下さい.喜んで時間を作り,話をしていただけるかと思います.

 さて,ここで研究風景(?)を紹介したいと思います.

 

 

 上の写真はサンプリングのため,研究航海に参加しサンプリングした後の様子です.

 指導教官の浦辺先生と他大学の方々そして私の写った写真です.

 次の写真は海洋研究開発機構(JAMSTEC)の所有する無人潜水艇(HYPER DOLPHIN)と撮った写真です.

 

 

 「海底下の大河」という研究プロジェクトのもと,大学や所属を超えて,また地球化学,微生物学,地質学など専門を超えた方々とともに乗船していました.

 現在,上記での研究航海で得られたサンプルを用いて研究しております.研究するにあたり学内や他大学の方々と協力して分析結果を出し,議論をさせていただくことができました.その研究経過を国内,国外問わず学会やシンポジウムで発表しております.

 このように,東京大学では学外の方々とも連携して研究する機会があります.また学内においても私の所属する地球生命圏科学の他にいくつもの基幹講座,協力・連携講座があり,人脈を作りあげて研究の幅を広げることもできます.

 

 

 この写真はセミナーに参加している皆の写真です.また,地球生命圏講座のセミナーではさらに多くの人が参加して研究発表や論文の輪読などを行います.

 研究分野や研究環境など少しでも興味を持った方がいれば今の所属や分野に係わらず,東京大学の地球惑星科学系に進学を考えてみてはいかがでしょうか.その一つが地球生命科学講座であれば幸いです.