5つの研究グループ

地球惑星科学専攻では、5つの研究グループにわかれて研究・教育を行っています。
ここでは、それぞれのグループの研究分野について紹介します。

研究・プロジェクト紹介

電子地理情報を活かした地球科学研究
小口 高 (地球惑星システム科学グループ・空間情報科学研究センター)

 

地球科学の研究では,長年にわたり野外調査とアナログの図面(地形図や柱状図など)が主要な役割を果たしてきました.しかし最近では,地理情報のデジタル化が進み,コンピュータ技術(特にグラフィックスとデータベース)が発展したため,GIS(地理情報システム)を地球科学の研究に取り入れる動きも進んでいます.GISの導入には多くのメリットがありますが,特に重要なことは,広い地域に関する定量的な解析を高速に行えるため,一般的な傾向や地域差を明確にできることです.
また,情報をわかりやすく可視化する機能も,さまざまな場面で有用です(図1).私の研究室では,GISを主要な研究ツールと位置づけ,さらに野外調査なども加味しながら,地形学や水文学の研究を進めています.研究室には大学院生とともに,客員研究員などのポスドクも在籍し,ハイレベルの研究を目指した活動を行っています.以下,私の研究室に所属する博士課程の大学院生が最近行った研究の例を2つ紹介しましょう.

研究1.V字谷の具体的な形は?
研究2.川の濁りは変化しているのか?